認知症患者の大腿骨頸部骨折のその後

認知症の義母のこと



大腿骨頸部骨折で緊急搬送されて、翌日手術。
約3時間の手術となりました。
義母の生命力の強さは、それは良く知っているので「失敗するかも?」とは微塵も考えませんでした。

手術室から出てきた義母、超~顔色良かったです。
本当に86歳なのか・・・。

手術の結果報告を担当医師から聞きました。
手術は問題無く成功、翌日からリハビリに入りますとのこと。

・・・。
私の頭の中にはブラックな気持ちがありました。

元通りじゃなくてもいい。
施設職員さんがちょっと目を離した隙にいなくなるような軽快さは要らない。
施設内を走り回るまでには回復して欲しくない。

折角治してくださった先生を前にそんな事は言えません。
でも本当の所は、そんな気持ちで話しを聞いていました。

手術の翌日、病院から電話が。
夜中に独り言を言ってうるさいと苦情があったので個室に移ってもらいましたとのこと。

最初から認知症で迷惑をかけるなら個室でとは言ってあったのですけど、その時は空いて無くて。
翌日空いたらしいので速効で移されました。

どこに行っても迷惑しかかけなくなってしまった義母。
親戚や会社の同僚も寄りつかなくなってしまった義母。
息子(←私の夫)は認知症発症前から義母には冷たいし、一応面倒みている私も脳内では違う事を考えている。

義母を見ていると「こうなってしまったら生きている意味はあるのだろうか?」と考えてしまう。
転勤族で年1回会うだけだった人なのでそう思うのか?
自分の親なら違うように思うのか?

とりあえず私は「ぴんぴんころり」で逝きたいです・・・。

カモ


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