遠方から駆けつける葬儀あれこれ-1

亡くなった後の手続き



株をやりたいのですが、手続きに東奔西走しており今だ再開出来ずにおります。
遠方に住む親が亡くなった場合の手順や葬儀費用など記録しておこうと思いました。
株ブログですから「お金」のこと、しっかり書きます!

身元引き受けについて

さて、まず逝去の連絡は【きずなの会】へ。
といいますのも、病院に駆けつけてもらわないといけないのは【きずなの会】だからでした。

入院中に死亡確認された場合、安置してもらえる時間は長くても四~五時間程度(義母の病院では)。
東京から名古屋の病院まで、すぐに駆けつけても五時間以上かかります。
準備もあります。物理的にどう考えても無理でした。

病院から身元引受人の【きずなの会】へ逝去の連絡

【きずなの会】から家族へ逝去の連絡

家族が葬儀社の手配(病院からご遺体の引き取りを依頼)

家族が【きずなの会】へ葬儀社の引き取り時間を連絡

【きずなの会】立ち会いで、葬儀社へご遺体と死亡診断書の引き渡し

【きずなの会】から家族へ引き渡し完了の連絡

 

入院時の荷物などはひとまとめにして、葬儀社の方へ渡して頂きました。
その後の病院退去の手続きも【きずなの会】が担当。

私達は病院へ行く必要はありませんでした。

 

葬儀社との打ち合わせ

改めて葬儀社との打ち合わせに入ります。まずは電話にて。

まずはお通夜の時間と告別式の時間の決定。
葬儀会場の空き状況でも日時は左右しました。
菩提寺がある方だったら、お寺さんのスケジュールもあわさなければならないかもしれません。
うちは実家を引き払って5年以上経ち、仏壇は魂抜きもして処分しています。
それから一切そのお寺との関係は無くなってしまっておりました。
実家(菩提寺の近く)と病院が違う市だったこともあり、葬儀社手配のお寺さんを依頼しました。

私やオットはまったく宗教には興味が無いのですが、「真宗大谷派」が我が家の宗派になります。
葬儀社では宗派毎に依頼できるお寺さんを何件も確保しているようで、お通夜・告別式にあわせて手配してくれます。

あとは私達が葬儀会場入りする時間を決めなければなりません。
通夜にあわせて祭壇やお花の準備等もあるので、お通夜の当日の11時頃までに来て欲しいと言われました。

 

うちは義母が亡くなった翌日お通夜、翌々日告別式となりましたので、お通夜当日の11時に葬儀会場で打ち合わせとなりました。
そこで初めて亡くなった義母と対面です。
とても安らかなお顔をされていたので、ものすごくほっとしました。
手を合わせてお祈りが終わるやいなや・・・、

 

即「お金」の話です。
ご遺体が安置されている、その横で(^_^;)

私達の場合は、認知症が進んで人の認識が出来なくなった時点で「お別れ」したような気持ちでしたし、「看取り期間」もあったので心づもりも多いにありましたから、かなり冷静な対処ができたと思います。
恐らく葬儀社にすれば、やりにくい利用者だったことでしょう。。

が、突然亡くなられた場合は、あの場で様々なことを決定するのは難しいと思いました。
多分、葬儀社の方が勧められるがままなのでは無いかと。

葬儀社も商売ですから、もちろんさりげな~く高いほうに誘導していきます。
例えが悪いですが、「特上・上・並」とあったら、「並」ではなく「上」「特上」を進めてくるような感じ。

祭壇について

まずは祭壇です。
かなりランクがあります。
うちは家族葬ですし、参列者もほとんど居ない状態です。
必要最小限の祭壇で良かったので一番安い祭壇を選ぼうとしたら、
「それはちょっと寂しいかも」
「女性の方の場合は、こちらの(もう一つ上)祭壇を選ばれる方が多いです」
等々。

悲しみに打ちひしがれて判断能力も無ければ、絶対「並」選べそうにないです。
こういう時は気丈な親族がそばにいるのがベターですね。

うちは状況が違うので、ちょっと悩んだんですが一番安い祭壇にしました。
ちなみに、もう1段上の祭壇だと+240,000円増しでした。
結果を言えば、家族葬で小さい部屋で行うので「並」で十分過ぎるほど立派でした。

棺について

棺を白木のままのものにするか、布(+56,100円)で包んであるものにするか。
これは布にしました。
義母はオシャレが好きで布も好きだったので、何となく布で包んであげたい気がしたので。

 

湯灌について

湯灌をするか、しないか。

湯灌とは、故人の生前の痛みや苦しみが消えますよう、また煩悩のけがれも洗い流され元の丈夫な体、きれいな心に戻っていただいてから極楽浄土へ旅立っていただこうと言う儀式です。

宗教には詳しくないですが、一応浄土真宗の教えなどちょっと調べていきました。
浄土真宗では「往生即成仏(お浄土へ往き生まれたならばただちに仏果を覚る)」です。
なので、本来湯灌は必要ないはず。
亡くなられたら即仏様になるのです。旅立ちの儀式は不要のはず。

 

葬儀社の方にその疑問をぶつけてみました。
「おっしゃる通り、真宗では必要ないのですが、臭いを発生させない為に行っていますので・・・」
そう来られると断れません。
なんだか釈然としない気持ちはあったものの、一番安いコース(77,000円)でお願いしました。
こちらもアロマコースとか色々ありましたよ。
ドライアイスは別料金(6,600円)でした。
更には遺体消臭・保護剤・畳付として(27,500円)も支払いしています。

 

料理コースについて

料理のコース選択。

通夜用 助六のみ
出立  真ん中のコース
精進おとし 真ん中のコース

 

粗供養について

通夜用粗供養
当実用粗供養
即返し

これはとりあえず50個用意して、使わなかった分は返品出来ます。
うちの場合2~3個で良かったんですけどね。
これに関しては使用分だけのお支払いで良かったので助かりました。

 

死亡届けの提出

死亡届を市役所に提出したり、火葬許可証の取得は葬儀社が代行でやってくれました。
葬儀会場到着後に「死亡届」に記入し捺印します。
その印鑑を葬儀社の方に預けるだけでした。

死亡届の提出先は、「死亡者の本籍地・死亡地・届出人の住所地」となります。
死亡者の住民票のある所では無いのですね。
これはちょっとビックリしました。
葬儀会場から一番近いのは死亡地である「病院の所在する市」でしたので、そちらに提出されたようです。
愛知県は車社会で車があれば「本籍地」も「死亡地」もすぐに行けますが、無いと厳しいです。
「届出人の住所地」は東京なので問題外。

葬儀社の代行は助かりました。

 

11時からの打ち合わせで決めたのは上記の事までです。
次回へ続く・・・

カモ


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