ついに要介護5(妖怪度MAX)になりました

認知症の義母のこと



先日「要介護認定」で、飛び級して3→5になりました。
市役所からの書類を開封したとき、それは驚きましたよ。。
私の中の要介護5というのは、「寝たきりの人」というイメージしかなかったので。

元気よく動きまわっている義母が要介護5???

「要介護5」と判断されるポイントは、「食事、排せつ、入浴といった日常生活全般において全面的な介助が必要である」ことになります。これは「要介護4」とほぼ同様ですが、実際のところ寝たきりの状態である上、意思疎通が完全に不能となっている高齢者が該当となるケースがほとんどです。

認知症の進行具合も介護度を決定する大きな要素となりますが、「要介護5」にまでなると自力で動くことが困難なため、認知症にありがちな徘徊の心配はまずありません。

しかし、寝たきりの場合、褥瘡(床ずれ)のリスクが一気に高まるため、定期的な体位変換のケアが必要になります。意思の疎通が図れないながらも、うめき声のようなものを発し何かを訴えようとします。夜中に突然そういった行為が起こることも考えられるため、周囲の安眠を害される可能性も高くなります。

食事や排せつ、入浴も独力では不可能です。特に食事については、咀嚼や嚥下機能(噛む・飲み込むといった能力)を失っている人も多く、そういった場合、流動食や経管栄養(胃ろう)に頼らざるを得ません。かろうじて口から食べられる場合でも、少しでも口に運ぶ食べ物の量を間違えただけで誤嚥につながるおそれもあり、誤嚥が原因の肺炎で亡くなる人も大勢いるのです。

以上のとおり、より専門的なケアが24時間体制で必要となることから、要介護5の場合、特別養護老人ホームなどの施設に入居することが望ましいと言えます。

最も手厚い介護を必要とする「要介護5」とは?

一般的な要介護5は上記の状態のようです。
うちの鋼鉄の身体(脳以外)を持つ義母は、ちょっと違います。

上記引用には「「要介護5」にまでなると自力で動くことが困難なため、認知症にありがちな徘徊の心配はまずありません。」とあります。
が、うちの義母の場合、徘徊に始まり徘徊で終わる。一日中徘徊し続けているという。。。

 

自分が何をしているかわからないのですが、とにかく動き回ります。

 

実は今日も他人の部屋に入ってしまったという報告がありました。
1分前にはそこに居たのに、瞬間的に消えたので探すと他人の部屋に勝手にはいりこんでお話していたらしいです。
そうなんです、モタモタ動きません。走るのです。動きが素早いのです。

職員さんが困っていることの一つに「走る」があげられました。
転倒すると危ないので「走らないで」と言っても走って誰かの後ろについて行くらしいです。。
意思疎通はほぼ出来ないので「走らないで」がわからないのでしょう。

ご飯は自分で食べられるらしいのですが、食べるのが速くて、食べ終わったらすぐに誰かの所にいって勝手に食べ物をとったりもするらしいです。

義母は偏食がすごくて、世の中で食べられるものが20個くらいしかないような人だった。
主に洋食や揚げ物・パンだけで生活してたのに、ホームで出る和食を人のものまで食べようとするなんて。

 

職員さん的には一時も目を離すことができない状態なのです。
言い方は悪いですが、寝たきりの要介護5よりもたちが悪いと思います。

昔、認知症のブログを読んでいたときに、要介護を妖怪度と置き換えて記事を書いている人がいました。
今なら、その意味がすごくよくわかります。
もう今の義母の状態はハッキリ言って「妖怪」のようです。

足、捻挫でもしてくれたら、、、と非人道的なことを考えてしまう。

このままでは本当に今の老人ホーム追い出されてしまうような気がします。
しばらく自分たちの家探しで忙しくこの問題を忘れていました。

ホームからの電話が怖いです。

カモ


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