ホーム長は・・・だけど、職員の方には感謝します

認知症の義母のこと



このブログでもついつい文句を書いてしまっているホーム長。
ま、今も私は苦手です。

でも、ホーム長以外は本当に良いホーム、良い職員さん達なんです。
だからずっと居続けています。

うちはそのホームでは古株です。
ここ2~3年は意思疎通が出来ず迷惑をかけっぱなしですが、入所直後は比較的まともな日が多く、その間に職員さんとのコミュニケーションも生まれておりました。

もともとの義母は人に迷惑をかけるのを嫌う、よく気が付き、進んでお手伝いするような人でしたから、職員さんのお手伝いも積極的にして人気があり、義母には本当にいつも良くしてくださっていました。

まだ私を認識している時は、
「ここの誰々がいっつも優しくしてくれてね・・・うれしいわ」
というような事をよく話してくれていました。

病院から「看取りに入ります」という連絡があった事をホームの方にお伝えすると、
「私達職員も気になっていました。○○さん古株でいらっしゃらないと寂しいという職員も多いんです。もし差し支えなければお見舞いに行ってもいいですか?」

「!!!」

思わずウルウルです。

ご迷惑をいっぱいおかけしてるし、親戚や友人でも無いのに「お見舞い=お別れ」に行ってくださるなんて。
認知症でホームに入って1年目は親戚やご近所の方もお見舞いに来て下さっていましたが、おかしくなっていく義母と話すのが辛いのか徐々に誰も来なくなりました。

もうお付き合いもありません。

そんな中、最後のお別れに行ってくださる方が居るなんて、感動です。

ちなみに義母のホームの職員の方の離職率は低いです。
ずっと同じ方が居ますし、年齢も高めかも。
多分給料やその他の事がキッチリしているのでしょう。
(その分、施設利用料はお高めですけれど・・・)

今の職員さんが現ホーム長色に染まらないようにお祈りします。

カモ


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